療育プログラム

療育とは

療育とは、「治療」と「保育・教育」を合わせた言葉です。障害のあるお子さまが社会で自立できるよう、専門的な教育支援プログラムを通してトレーニングをしていきます。
生活の不自由をできるだけ無くすよう、言葉や身体機能などの発達に遅れの見られるお子さまについて外部からサポートすることです。
その目的や分野については、一人ひとりに合うように治療の方法や保育・教育の方法に多くの種類があります。
療育は、早い段階から行うことが効果的であると言われています。お子さまの発達段階に合わせて支援してくれる場所を見つけることが大切です。

私たちの想い

子どもたちの将来を見据えて。いまから想像できる先のことをできる限り考えて準備していくこと。
わたしたちが最も達成したいこと。それは、子どもたちが立派に大人として自立できること。
わたしたちが願うこと。子どもたちが社会人になって、働くことで当然の喜びを経験できること。
家庭、学校、地域のさまざまな人たちと一緒に、限りない成長を見守り続け、支援し続けること。
わたしたちは、これらのための療育に「三本の柱」をご用意いたしました。

1.LST(ライフスキルトレーニング)

アプリ×TODAY療育室によるプログラム。日常生活に必ず必要な身辺自立・作業能力・集団参加・コミュニケーション能力・自己統制などの生活スキルに密着したアプローチを行います。

ライフスキルトレーニング

将来、子どもたちが自立した社会生活を送れるように、必要課題や強みを明確にし、できたよカード(通称Dカード)によるトークンエコノミー方式で、子どもたちが自主的にやりたいと思う気持ちを引き出します。
取り組み課題は、子どもひとりひとりに合わせてご家族様とお話ししながら考慮します。児童発達支援管理責任者をはじめ、子どもたちと接する全ての指導員が課題を把握し、できたときもできなかったときもプログラムを通じた関わりの中で一緒に楽しむことを大切にしています。

2.サーキットラーニング(読み書き学習支援)

東京学芸大学 小池研究室の監修による読み書き学習支援プログラム。
学校でも家庭でも学習塾でもない。放課後に集まって、学校も学年も違うお友達と楽しく学べる時間を提供します。
子どもたちは、それぞれ課題が違うブースを1ブース5分以内のサーキット形式で回ります。ブースを移動して違う課題に取り組むことで、遊びに似た要素も取り入れつつ、短い時間設定により、子どもたちが飽きずに楽しい気持ちで学びに集中継続できる効果的な学習方法です。

サーキットラーニング

放課後の活動の中に、読み書き学習プログラムを取り入れています。勉強が苦手だという感情や問題ができないという恐怖が無いよう、教材を選定し、お子様自身が「できた!」という実感を持てるように、工夫しています。
また、時間を短く設定することで、飽きることなく学習できるきっかけづくりをしています。
サーキットラーニングに参加することで、友達とみんなで一緒に楽しく学べる方法を提供しています。
今後、成長していく中の社会のさまざまな場面で、文字が読めて意味が理解できることは、生活にかかせない要素であると考えています。
さらには、将来の就労に向かっていく上でも必要不可欠かもしれません。

3.リズムサーキット(運動療育)

パーソナルトレーニングジム yadoT(ヤドット)代表取締役 山田雅則監修
空手道場でたくさんの子どもたちを教える中で、個々のさまざまな体の動き方を見ている経験から、障がいを持つ子どもたちに専門家として効果的なプログラムが考案されています。

リズムサーキット

監修してくださった山田さんに、「リズムサーキット」の中で、いろいろな動きを何パターンも考案されていることの狙いや想いについて、インタビューしました。

山田雅則:「小さい頃から運動していることが、なにより大切なのです。それは、脳の働き、骨の形成や神経伝達に深く関係しています。体の軸を鍛え、バランスをしっかり保ち、肩甲骨と股関節を連動させて、きちんと歩くというもっとも基本的な動作は、私たち大人でも難しいことです。毎日の運動は、子どもたちがこれらを身に付けることを視野に入れて考案しています。

それでも絶対にこうしなければならないという動きはひとつもありません。1つの動きができなくても、次の動きができればいいのです。だからこそ、サーキットのようにいろんなパターンの動きを入れてあるのです。何より大切にしていることは、子どもたちが毎日飽きずに楽しく運動できることなのです。」

アプリ×TODAYの
療育プログラム

これら3つの柱で構成された療育プログラムは、日常生活のできることを増やして、不便なことを減らしていくことや、読み書きできることで、さまざまな生活シーンでの意味が理解できたり、仕事での指示が判別できたり、また、読み書きというコミュニケーションツールが使えることで、人と関わる方法が増えます。
さらには、運動療育で体力を養うことで、風邪をひいたり、体の調子が悪くなったりすることをできるだけ減らし、毎日の生活を健康に送ることで、明るく笑顔で過ごせます。そして大人になって、健全に働ける習慣を培うこともできます。
子どもたちが将来、成長して自立した生活を送るために、これらはすべて必要な要素となっています。
私たちは、可能な限り先を見て、必要なことを整え、準備していきたいと考えています。

監修してくださった
方々のご紹介

 

東京学芸大学教授 教育学博士 
小池敏英

小池敏英研究テーマ
LD児の認知評価と学習支援、重症心身障害児のコミュニケーション支援
著書
LDの子の読み書き支援がわかる本(講談社)
遊び活用型読み書き支援プログラム(図書文化社)
障害の重い子供のコミュニケーション指導-学習習得状況把握表(GSH)の活用(ジアース教育新社)

株式会社マウンテンフィールド 
代表取締役 山田雅則

山田雅則中学生の頃から空手を始め、自身も空手の選手として活躍しつつ、道場支部の指導やスポーツジムでのパーソナルトレーナーも務める。約7年間にわたり子どもたちを指導する中で、さまざまな体の動きを把握していた経験をもとに、障がいを持つ子どもたちへの運動プログラムを考案。
現在、放課後等デイサービスの運営および自身のスポーツジム「yadot(ヤドット)」で、パーソナルトレーナーとして、活躍中。
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