エリア社員オンライン研修 営業1部 ~世田谷区・港区~

営業1部の紹介

福祉本部 営業1部は、東京都世田谷区・港区エリアに事業所があります。エリア内の世田谷区では放課後等デイサービス事業所「アプリ児童デイサービス」を5事業所と就労継続支援B型事業所「TODAY(トゥデイ)喜多見」、そして港区には放課後等デイサービス事業所「TODAY児童デイサービス白金」の合計7事業所を運営させて頂いています。

オンライン研修について

福祉本部ではここ数ヶ月間、ご利用者様と従業員の安全を第一に考え新型コロナウイルス感染拡大防止策として、大勢で集まる研修や施設間移動等を自粛しており、特に4月に入社した新入社員や人事異動で別の事業所に移った社員にとっては、同じエリアで働く仲間たちと会えずに過ごすこの期間はとても淋しく、もどかしい日々となりました。
現在は、時間の経過とともに社内の様々な環境が整い始め、やっと私たちもオンラインという初の試みで研修を再スタートさせることができ、仲間との交流の機会も持てるようになりました。

オンライン研修について

新しい仲間も迎えての初オンライン研修では、全員がコミュニケーションできるテーマは何かと悩み抜いた末に、スタンダードではありますが「てっぱんの自己紹介を獲得する」に決めました。今回は研修の内容・様子をご紹介させていただきます。

自分の自己紹介を見つめなおす

自己紹介は人生で何度も経験し、人とのコミュニケーションにおいて欠かせませんが、いざ「自己紹介してください」と言われると、たいてい困る、嫌だなと感じしりごみしてしまう、という人は多いのではないでしょうか。
そこでまずは、何も考えずに200文字程度の自己紹介文を作るという事前課題から取り組みました。これを基本としてさらに変化させていくのが今回の研修です。

自己紹介を行う場面設定

今回は、発表にあたっての場面設定を作りました。

  • 朝活サークルに初参加
  • 集っている人の性別、年齢、職業はバラバラ
  • 知っている人が誰もいない など 

場面設定を変えることで、いつもの「アプリ児童デイサービスの○○です」を工夫する必要が出てきます。

コツを教わって作り変える

基本の自己紹介文に具体的な情報をプラスする。

  • 専門用語を使わない 例)児童発達管理責任者です←何かわからない
  • 尖った部分、変わった部分、長所、差別化ポイントで記憶に残す
  • 数字を盛り込む 例)本が好きです→本が好きで「月10冊」読みます

など、自分らしさを追加します。さらにグループで回し読みして精査していき、わかりやすく伝わる自己紹介に進化させていきます。

どのように伝えるか実践してみる

1人30秒200文字程度で次々発表し、投票で№1自己紹介も決めます。
オンラインで画面ごしの状況であっても対面と同じように伝えられるのかが挑戦のポイントとなりました。
「全員マスクをしているので、顔の表情がほとんど見えない中、どんな工夫がされるのか?」
「笑顔で・堂々と・はっきりと話すことができるのか?」など、発表するまでは実現できるか不安な気持ちもありましたが、そんな心配は必要ありませんでした。
各々が創意工夫された自己紹介を行い、中にはぬいぐるみを伴って笑顔で話したり、わかりやすく指で1・2など動作を入れるなどの工夫をしていた人もいました。コツをうまく取り入れ「自分らしさ」と「伝わりやすさ」を実現できていました。

てっぱんの自己紹介を自分のものに

てっぱんの自己紹介を自分のものに

コツを学んでからの自己紹介は、みなさん生き生きとはっきりと伝えることができており、改めてその人となりに関するたくさんの新しい発見がありました。たとえば「学生時代は悪役専門の演劇部」「恐竜のことなら誰にも負けない」「自粛期間中に30年ぶりに始めたピアノ」など、本当にいろんな個人の人となりを知ることができ、直接会うことは叶いませんが、以前よりもぐっと距離が近くなったように感じました。
自己紹介が苦手だった人は今回の研修をきっかけに、これからは自己紹介で困った顔や自信がなさそうな態度をとってしまうことが少なくなれば良いなと願います。

研修を終えて

今回の研修は、一見マンネリなテーマに思える「自己紹介」でしたが、終わったあともしばらくの間、参加した余韻で話しが弾んでいるような状況でした。
エリア全体の円滑なコミュニケーションが取れただけでなく、「とても楽しかった」という感想が非常に多かったのが研修運営側としては大変嬉しかったです。
新しい生活様式という言葉が浸透する世の中にあって、対面で会うことが難しくなっても、引き続き創意工夫を重ねながら、私たちらしく仲間との結束を高めていきたいと考えています。



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