合同もちつき大会の開催で得たこと~千葉エリア~

餅つき大会

2018年のお正月に向けて、千葉エリアの5つの事業所で「合同もちつき大会を開催しました。
私たちにとって季節のイベントは欠かせないものです。みんなとにかく楽しいことが大好きです。

イベントは通常、各施設ごとに企画実行しており、その施設の中だけで、指導員の先生と子どもたちは楽しんでいるのですが、今回は、アプリ児童デイサービス高根公団からの話しが、だんだんと全体に盛り上がっていき、ついに大きな企画になりました。

それは、指導員の先生たちが、もっと子どもたちに喜んでもらいたい、日本にある季節の行事を知ってほしい、大勢で活動することの興奮を感じてもらいたい、という思いを強く持っていたので、実現できたと思っています。

自らが動くことで

合同もちつき大会は、アプリ児童デイサービス高根公団で開催しました。子どもたち約80名、職員を含めると100名ほどにもなる大イベントでした。

もともとのきっかけであった高根公団の施設長には、一つの願いがありました。

「昔は当たり前のように各家庭でおこなわれていた“もちつき”も、現代ではイベントでしか出会うこともなくなり、子どもたちのほとんどは経験する機会がなく育ってきたのではないかと思います。そんな子どもたちに是非とも身近なものとして体験させてあげたい。」

その願いを達成すべく行動を開始しました。

いざ準備するにあたって

エリアマネージャーを中心に、各施設から担当を1名選抜し、役割を決めて準備を進めていきました。

いざやろうと思うと、各家庭への案内の仕方など、細かな準備物がたくさんあり、本格的に体験させてあげようとすると、臼や杵、ざる、もち米などのさまざまな材料や道具もどのように用意するか悩むこともありました。

そしてそれだけではなく、各施設から来る車輌の駐車場の確保、事故やヒヤリ・ハットの想定、トイレ誘導の経路や当日のタイムスケジュールなど、もちつき以外のこともたくさんあったのです。

みんなの協力があったから

千葉エリアはもともとチームワークが良く、協力的な組織ではありましたが、今回もあらためてそのことを感じることができました。

臼や杵は知り合いの方が貸してくれたり、駐車場も隣のオーナー様が快く貸してくださったりして、周囲の方のご協力もあり、本当に滞りなく準備することができました。

そして前日間際まで、もち米やもち取り粉をどのぐらい用意するのかなども話し合いました。

準備はどうしても開催施設になってしまいますが、片づけは各施設から協力者が残ってくれたことでかなりスムーズに終了することができました。

ちょっと材料を多めに用意しすぎてしまったというハプニングもありましたが、これが千葉エリアのチームワークのなせる業ではないかと思っています。
これからも、何をするかより、どのようにできたのかというプロセスも大切にしていきたいと考えています。

私たちが獲得できたもの

粉だらけになって笑う子どもたち。「またやりたいね」そう言ってくれました。

ご家族の方からも「このような良い機会を作っていただきありがとうございます。」という感想をいただくことができました。

そうです。5つの事業所による合同もちつき大会の評価は、高根公団をはじめ、全員が頑張って、子どもたちの興奮して輝く大きな瞳とあふれる笑顔を獲得できたことではなかったかと感じています。

最後になりましたが、ご協力いただきましたすべての方とご家族のみなさま、そして頑張ってくれた先生方、なにより喜んでくれた子どもたちに感謝しています。



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