子ども嫌いのわたしがずっと子どもたちと一緒に

アプリ児童デイサービス高島平の岡 里江子です。
私は、大学時代福祉学科を専攻し、新卒で高齢者介護の会社に入社しました。これからの社会人生活に期待と不安を抱えながら、認知症のグループホームにて勤めていました。やがて夜勤が始まり、認知症にもさまざま種類があり、その対応は私にとって不安と恐怖でしかなくなったため、たった5ヶ月で退社してしまいました。それでも振り返ると、介護はとても素敵な仕事だったといまでも思っています。

気を取直し、就労支援事業に魅かれ応募したにも関わらず、児童デイサービスという子どもに関わる素敵な仕事をやってみないかとお声かけいただきましたが、昔から子どもが苦手で、どうしていいかわからない私は、今度は、子どもに嫌われないだろうかという不安にかられました。さらに、一から職場の人と関係を築いていくことや、「前の職場のように、心が折れてしまったらどうしよう」などの不安も重なりました。案の定、仕事が始まってみると、どのように話しかけていいのかも分からない状況でしたが、同僚が力を貸してくれ、子ども達の笑顔に助けられ「この仕事が楽しい!この仕事なら頑張れる!
と思えるようになりました。

子ども達が「先生!」と近づいてきてくれたとき、「先生がいなくて寂しかったよ
と言ってくれた時、子ども達の成長を感じることが出来たとき、この仕事をしていて本当に良かったと思うことができています。子どもが苦手だというのも嘘のように思えており、私はここで働いてみて、一生懸命他人と真剣に向き合うことって「かっこいいんだ
ということを、共に働く仲間達に教えてもらいました。

今の私の目標は、子ども達や保護者のみなさんが、アプリに行ってよかったと思える施設を創ることです。小学生から高校生までの子ども達が成長していく過程にこんなにも携われるのはこの仕事だけだと思います。
さらに大きな目標として、せっかく出会い、関わることができたのだから、ここで出会った子ども達が卒業した後もずっと関わっていけるようなサービスを提供したいです。出会いを大切にし、その人の様々な場面で役に立ち、力になることができるような場所を作っていけたらと思います。まだまだ未熟ではありますが、日々努力を重ね、この仕事を貫き通す覚悟を確実なものにしていきたいと思います。

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