事業所紹介~アプリ北烏山~
- 2022年01月09日
- 療育
みなさま 明けましておめでとうございます。
新しい年も子どもたちと元気に活動していきますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて2022年1回目のブログは、世田谷区の事業所『アプリ児童デイサービス北烏山』をご紹介いたします。
事業所の目標について
アプリ児童デイサービス北烏山では“児童に寄り添い心一つに”をモットーに、個別支援計画に基づいた個別アプローチを大切にしながら日々の活動を行っています。
一つの集団活動の場面でも、その活動の中で目指すものはひとりひとり異なります。
子ども達が楽しく取り組みながら、1つでも多くの「できた!」を経験できるよう、スタッフ全員で支援方法を考え、共有しながら療育を行っています。
“できた”をたくさん経験できる工夫
例えば、「アプリツイスターゲーム!!」
ルールは、色付きのサイコロを振って、「出た色と同じ色の上に乗る」ことが基本のルールとなっており、「右手と右足を一緒に乗せる」や「左手と左足を別々に乗せる」など、体の部位の理解を深めたり、バラバラに動かすことも体験できるゲームです。
このゲームの良い所は、児童の発達段階に合わせて、ゲームのルールを柔軟に設定できる点にあります。少し頑張ることで達成できるラインをスタッフが見極め、そこに向けて必要なサポートをしながら、子ども達が〝やったぁ!できた。またやってみたい!”と思えるように支援しています。
子ども達が自発的に楽しめるように
回数を重ねる毎に、ゲームのやり方・ルールの理解が進んで、「もう一回やりたい!」の声も多くなっており、指定された色を選ぶことができるようになったり、複雑な身体の動きやバランス感覚のコツもつかんできています。
毎回スタッフも一緒に盛り上がりながら楽しむことで、子ども達は、みんなとゲームに参加する楽しさや、成功した時の喜びを感じたり、失敗した時は悔しくて、次のリベンジを誓う様子を見せてくれたりと、ゲームを通して心も成長していることが感じられます。
これからもたくさんの“できた”を経験できる工夫をしていきたいと思っています。