「LST」と「SST」

みなさま こんにちは!
今回は「LST」と「SST」についてお話しをいたします。
障害福祉では、「ソーシャルスキルトレーニング(以下、SST)」といわれるものに力を入れているのが一般的ですが、AHCグループ株式会社のアプリ×TODAYでは、日々の療育の中に「ライフスキルトレーニング(以下、LST)」を主として取り入れています。

まず、LSTとは「生きる力を培う」ことです。
例えば「食事の際に食具を正しく使って食べることができる」「トイレは自分で行くことができる」以上のことができるようになる為のトレーニングです。生きていく中で、「できる限り自分自身の力でできるようになりましょう」ということであり、つまり「自立」を目指します。
自立するということは、今後、生活することにおいて、充実した日々を送ることができることに繋がります。
そして次に、SSTとは「社会性を培う」ことです。例えば「面と向かって元気にあいさつができる」「他者と同じこと(集団行動)ができる」「時間を守ることができる」などのトレーニングです。
働く(就労)ことにおいて、社会性(ソーシャルスキル)が重要視されているのも、他者との関係性が大事だとされているからです。また、社会ではTPOを考えなければならず、場面によって違う言動ができるようにすることも必要とされています。

この2つの目的はそれぞれ違っており、それを踏まえて私たちはLSTを主軸に考え、日々の療育を提供しています。
働くことにおいて、ソーシャルスキル(社会性)は必要ですが、日常生活で学んだ内容通りの出来事が起きることは少なく、特定の場面や、環境においてSSTで学ぶようなその場の判断力が求められることが多いです。

LSTは、周りの状況に振り回されることなく、学んだ内容をそのまま実践することができ、実践を繰り返して身に着けることで日々の生活を充実させることができます。
毎日、来所してくる子どもたちと接する中で本当に必要なのは「自分のことを自分でできるようになるような支援」ではないかと感じることも多く、周りのお友だちと同じことができるようにすることや、場面によって判断できるようにすることよりも、まずは自分のことは自分でできるようになってほしいという願いも込めてLSTに注力しています。

 それでも、ソーシャルスキル(社会性)を身に着けることも当然、必要とされていますので、日々の療育にSSTも取り入れています
例えば、昼食やおやつの際に、みんなで一斉にあいさつをして食べ始めること、リズムサーキット(体操)の時間に、お友だちと一緒に参加することを促したりすることなど、他者と同じように過ごすこともプログラムの中に組み込まれています。
私たちは日々、子ども達にとって何が最善なのかを考慮しながら、これからもより良い療育を提供し続けたいと思っています。



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