「お買い物・計算」~Aプラスみずほ台~
- 2022年12月25日
- 療育
みなさま こんにちは!
放課後等デイサービス事業所 Aプラスみずほ台です。
この事業所では、主に就労へのステップに特化した療育プログラムを実施しています。
就労へのステップを考えた療育
コロナ禍で、Aプラスのコンセプトに沿った“就労先での職場体験”や“野外活動”を行うことが難しい状況の時もありますが、少しでも実習体験が出来ればと思い、「お買い物」と「計算」の体験(療育)を行いました。
事業所で行うにあたっては、スーパーで販売している商品の値段は、リアルに表示しておきます。また、お買い物方法も『献立メニューの材料をマッチングしてもらう』など、その都度パターンを変えて取り組んでいます。
準備するものと実施内容
準備物の例:値段付き商品カード・お買い物伝票・筆記用具・電卓・お買い物袋など
1.商品カードの陳列
2.文書(伝票)と買い物袋の配布
3.伝票を持って、お買い物を開始する(マナーを守り、行う)
4.伝票と商品を確認しながら袋に入れていく
5.お会計する(間違いないか先生に確認してもらう)
お買い物体験を通して得られる療育効果
お買い物をしてお金の計算(電卓使用可)をすることが出来るようになったお子様が増えました。また、注文伝票と商品の間違いがないかを確認する作業を入れることで、「確認」が重要であることを理解できたお子様も多かったです。
小さな成功体験を1つ1つ積み上げることで、自己肯定感を高めたり、お買い物動作で意欲を引き出したりすることもできたと思います。
1日も早く、新型コロナウィルス感染症が収束して、みんなで本物のスーパーへ買い物に行ける日を楽しみにしています。