絵合わせマッチング~アプリ鴨居ルーム~
- 2022年11月27日
- 療育
みなさん こんにちは。
療育用の教材は購入する事もできますが、生活の中で使用している物を再利用して作る事もできます。今回はアプリ鴨居ルーム事業所で実施した「絵合わせマッチング」を紹介します。
用意したもの
用意したものは、
①100円ショップで購入した「仕切りのあるケース」1個
②ペットボトルのキャップ(仕切りと同じ数)
③同じ種類のシールを2シート
④ビニールテープ
実施の時の様子
まず、各仕切りの底にシールを貼り、ペットボトルキャップにも底に貼ったものと同じ絵のシールを貼れば事前準備が完了です。
準備が出来たら子ども達は、底に貼ってある絵と同じ絵のシールが貼ってあるペットボトルキャップを仕切りの中に入れてマッチングさせていきます。
実際にマッチングを始めてみると、キャップを耳元でゆらしてみたり、「犬」「猫」「お家」とシールに描かれている動物などの名前を声に出しながら仕切りの中にはめたりと、各々が楽しんで取り組めていました。
ペットボトルのキャップが斜めに入りかけるなどうまくいかない時は、職員がサポートをすることでまっすぐに入れる事ができました。
ご家庭でもオススメ
今回は動物のシールを使いましたが、ひらがなや数字、お子様が好きなものなどで作る事もできます。材料も少なく、身近なものを活用できますのでご家庭でも作りやすいと思います。
最後に
絵合わせマッチングには、同じ絵を探す作業で集中力を高めたり、指先でつまむ動作が微細運動に繋がるなどの療育的要素があります。
子ども達は各々、好きな事や嫌いな事、得意な事や苦手な事が違うので、これからも、それぞれの個性に合わせた療育を取り入れて支援を行っていきたいと考えています。