「植物栽培体験」~エープラスみずほ台~

みなさま こんにちは!! エープラスみずほ台です。
エープラスみずほ台は、社会生活や就労に必要なスキルの習得を目指して療育を実施しています。
コロナ禍以降、就労支援施設への見学や体験ができないことが多いため、学校での校内実習や実際の事業所を参考にしたSST学習、作業レクリエーションを中心に行っています。

今回は、植物の栽培体験を行いましたので、その時の様子をお伝えしたいと思います。「植物の栽培」は実際の就労支援施設でもお仕事として採用されており、エープラスで植物栽培を体験することで、命の尊さや普段何気なく目にするお花や野菜などがどのように成長していくのかを学ぶ事が出来ます。また、育てた草花を観たり、野菜や果物を収穫したり、自分達で食べることによって達成感や喜びを感じられるのも魅力の一つです。

~準備したもの~
苗または種、土、鉢底石、植木鉢、じょうろ、スコップ、名札など

~手順~
  • 植木鉢の中に鉢底石、土の順に入れ土に軽く水を含ませる。
  • 苗や種が入る穴をあける。
  • 穴の中に2~3個種を入れ、軽く土をかぶせる。苗の場合はポットから崩れないようにそっと取り出し、穴の中に入れて軽く土をかぶせる。
  • 植えた日と品種を名札に記入し立てる。
  • 定期的にじょうろで水やりや肥料を与えて育てる。
  • 写真で成長を記録。栽培体験の様子を月のお便りでご家族に知らせる。
  • 野菜や果物は実ったものを収穫し、調理レクで食べる。
    •  
      ~今回の栽培体験~
      今回は“イチゴ”と“マリーゴールド”の栽培を行いました。
      特にイチゴはスーパーなどで、すでに実っているものしか見たことがないお子様も多く、苗を見たときに「本当にこれがイチゴになるの?」と不思議そうに見ていました。
      ポットから苗を出すときは、土がホロホロと崩れてしまうこともあり、いつもは元気で勢いの良いお子様も力加減を気にしながらそっとやさしく持って植えてくれました。
      植えた後は、定期的に水やりや肥料の継ぎ足しを行い、観察しながら「楽しみだねぇ」と会話も弾んだように思います。
      実際に花が咲いたり実がなっているのを見つけて「ねぇ!見て見て!」と教えてくれる時の子供たちの嬉しそうな顔は、言葉にはできない程の喜びで、私達職員のパワーの源です。
      「栽培体験」は植えるだけで終わりではなく、植物の成長と共に“季節の移り変わり”や“毎日何気なく見ている物の様々な変化”への気付きが生まれ、草花の栽培からは育むことへの関心が広がり、野菜や果物の栽培からは食への関心が大きく広がってくれたと私達も実感しています。
      これからも子どもたちが様々な体験をしていけるよう支援を行っていきたいと思います!



TOPへ
Menu